家族がインフルエンザに…どうしたらいい?

仕事や学校でインフルエンザが流行ると感染している可能性があります。きちんと対応しないと家族感染の原因になるかもしれません。インフルエンザになったなら治療薬「リレンザ」でしっかり治しましょう!

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インフルエンザの予防接種をしたのにかかる理由

      2016/08/25

毎年冬場になると流行するインフルエンザは、かかると悪寒・高熱・頭痛・関節痛など様々な症状を引き起こし、重症化すると死に至る可能性もある注意しなければならない病気です。

かからないように予防接種を受ける人も多いと思います。しかし、せっかく受けたのにインフルエンザにかかってしまったという話もよく耳にします。なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

予防接種を打つタイミング

それには大きく分けて2つの理由が考えられるのですが、それを知るためには、まず予防接種のしくみを理解する必要があります。

予防接種の有効期間は3~4ヶ月

ワクチンの中には不活化されたインフルエンザウイルスが含まれています。これが体内に入ってくると体が反応して抗体と呼ばれる物質を作ります。この状態でウイルスに感染しても、抗体がウイルスを攻撃して症状が出るのを防いでくれるのです。

この抗体が出来あがるまでには予防接種後1ヶ月程度の時間がかかります。そして3~4ヶ月後には効果がなくなってしまうのです。つまり、予防が出来ない1つ目の理由は接種時期と感染時期の関係です。予防接種をしたとしても抗体が出来上がるまでの期間に感染してしまうと発症を防ぐことは不可能です。

また、ワクチンはだいたい10月初めから接種開始となりますが、インフルエンザは長ければ3月頃まで流行期が続きますので、早い段階で接種してしまうと春まで抗体がもたず予防出来なくなってしまうのです。ただし完全に効果がなくなっていなければ、症状は軽くなるので比較的早期に治すことができます。

インフルエンザの型は予想するので当たらなかった時

もう1つの予防できない理由は、インフルエンザの型が違っていた場合です。

ウィルスにはたくさんの型が存在しています。A型、B型、ソ連型・香港型などという名前を聞いたことがある方は多いと思います。

ワクチン製造の際にはその年に流行すると予想される型のウイルスを使用するのですが、予想が外れて違う型のウイルスが流行した場合、予防接種をした意味はまったくなくなってしまいます。また突然変異で新たなウイルスが登場した場合は、ほとんどの人が抗体を持たないためあっという間に感染が広がってしまいます。

インフルエンザの情報を確認

後者のケースは自分で予防をするというのは難しいですが、手洗いうがい・マスク着用を徹底しかからないようにする努力が大切です。前者の場合は、接種時期を考えることでリスクを減らすことができます。

流行時期の予測を参考にしたり、受験など大事な時期にきちんと効果が得られるように、タイミングを見て接種するようにしましょう。