家族がインフルエンザに…どうしたらいい?

仕事や学校でインフルエンザが流行ると感染している可能性があります。きちんと対応しないと家族感染の原因になるかもしれません。インフルエンザになったなら治療薬「リレンザ」でしっかり治しましょう!

*

「リレンザ」は副作用の少ない特効薬

インフルエンザの治療薬には、内服薬の他に吸入薬があります。リレンザはインフルエンザ治療用の吸入薬で、副作用が少ないことが特徴です。

インフルエンザのウイルスは人間の喉から肺にかけての気道で増殖します。1個体内に入ったウイルスは24時間後には100万個以上にまで猛烈なスピードで増殖し、感染者が発症する前に咳やくしゃみなどによって他の人へと感染を広げていきます。

内服薬の場合は体内に吸収され、肝臓などで解毒されてから気道に働きかけるため、服用してから効果が出始めるまでに時間がかかってしまっていました。しかしリレンザはウイルスが増殖する気道へダイレクトに薬を吸入するため、吸入を開始して1分後にはすでにウイルスの増殖を抑え始めると言われています。

リレンザは入手したらまずはすぐにでも吸入すると良いでしょう。

副作用として、発疹や下痢、下痢、嘔吐などが挙げられています。割合としてはとても少ないのですが、そういう症状が出た場合には掛かりつけの医師に診てもらった方がいいでしょう。それとリレンザは吸入薬なので呼吸器の病気をお持ちの方は使う前に医師に相談した方が安全です。

リレンザは予防薬としても効果

リレンザの特徴としては、インフルエンザの治療薬としてだけではなく、予防薬としても使用できることです。

治療の場合には1日2回、予防の場合には1日1回の吸入で済み、万が一ウイルスが体内に侵入していたとしてもウイルスが増殖する場所にピンポイントで働きかけるため、発症を防ぐことが出来るのです。

注意点としては、リレンザは吸入薬のため、内服薬のように「飲んで終わり」ではありません。専用の吸入器を使って薬をしっかりと吸い込まなければなりません。

特に高齢者や幼児は薬を吸い込む力が弱いため一度に使用する量を吸い込むことが出来ないこともあります。周りの人がきちんとと吸い込むことができるまでそばで見ていたり、吸入器を持って補助をする必要があります。

自己判断せずに使い切る

また、即効性があるため熱が下がったり倦怠感が薄れてくると「もう大丈夫」だと判断して薬の使用をやめてしまう人がいますが、最後までしっかり使い切ることが重要です。

ウイルスの数が減少してもまだ体内には活発に活動しているウイルスが残っていれば、再び症状がぶり返してしまったり、熱が下がりきらない可能性があります。しっかりと処方された分は使い切るようにしましょう。

予防的投与の場合の注意点としては、リレンザを使用している期間のみインフルエンザの予防効果があります。そのため、試験やイベントなど、どうしても熱を出して寝込んでしまうわけにはいかない、という日までは吸入し続けるようにすることも重要です。

公開日: